行事(各種供養・法要)

閻魔祭り

1月16日と8月16日の年2回、閻魔祭りを行っております

※許諾を得て動画を設置しています。

奪衣婆とこんにゃく

この日は地獄の釜が開く日、つまり地獄もお休みの日として、私達も地獄の様子を見させて頂ける日です。海元寺の閻魔祭りには、「奪衣婆」に「こんにゃく」をお供えするのが古くからの習わしです。

「奪衣婆」は三途の川を渡ってくる亡くなった方の衣服を剥ぎ取るお婆さんの姿をした鬼です。「奪衣婆」はその剥ぎ取った服を、側の木の枝にかけます。その枝のしなり具合によってその人が生前に犯した罪の重さが分かると言われています。このように亡くなった方の衣服でも何でも取ってしまう「奪衣婆」に“灰汁”で固めて作る「こんにゃく」をお供えして、自分の病気の“悪”を取ってもらう、そういった理由から「奪衣婆」にこんにゃくをお供えするのです。

古くから、特に子供の病気を治したり、母乳の出を良くしたり、下のやまいに効くと言われています。実は慈悲深い方で、博多では「こんにゃく婆さん」として親しまれています。

開催日
01/1608/16
閻魔祭りの催し物例

「十王図」特別開帳  /  手作り縁日  /  終活関連相談会  /  納骨堂見学会  など

※内容は変更される場合があります。

各種供養・法要

03/20

春彼岸法要

春分の日(3月20日頃)を中日とし、その前後3日間を含めた一週間が「春彼岸」です。この期間は、ご先祖様や故人に感謝を捧げ、ご供養する大切な時期です。海元寺では、春彼岸の入りの日(初日)に彼岸法要をお勤めしています。

05/25

御忌ぎょき法要

御忌法要とは、「お念仏をとなえれば誰でも極楽浄土に往生できる」との教えを掲げて浄土宗を開き、生涯をかけて人々を導いた法然上人のご命日に、その遺徳を偲んで営まれる法要のことです。法然上人のご命日は1月25日ですが、海元寺では毎年5月25日に法要をお勤めしています。

07/27

施餓鬼せがき法要

施餓鬼法要は、常に飢え苦しむ餓鬼の世界に生まれた存在に、食べ物やお経を施して供養する法要です。 その施しの功徳を、ご先祖さまや縁のあった方々へ回し向ける(回向する)という意味をもっています。 他者への思いやりと感謝の心を育む、仏教の慈悲を実践する大切な行事です。海元寺では、毎年7月27日に施餓鬼法要をお勤めしています。

09/20

秋彼岸法要

秋分の日(9月23日頃)を中日とし、その前後3日間を含めた一週間が「秋彼岸」です。春彼岸と同様に、故人やご先祖を敬い、命のつながりに感謝する期間です。海元寺では、秋彼岸の入りの日(初日)に彼岸法要をお勤めしています。

11/16

十夜じゅうや法要

「十夜」とは、本来10日10夜にわたる念仏修行を意味し、特に浄土宗では阿弥陀仏のご恩に感謝する大切な法要です。現代では1日で行われるようになりました。海元寺では、毎年11月16日に「十夜法要」をお勤めしております。